國譯資治通鑑第十一 巻の第一百八十五 唐紀一 高祖神堯大聖光孝皇帝上の上 続き 4

(ずい)(よう)(だい)、(一七)(こう)()(いた)り、(こう)(いん)(ます)(ます)(はなは)だしく、(きゅう)(ちゅう)(ひゃく)()(ぼう)()り、(おの)(おの)(きょう)(ちょう)(さかん)にし、()つるに()(じん)(もっ)てし、()()(いち)(ぼう)をして(しゅ)(じん)()らしむ。

(こう)()(ぐん)(じょう)(ちょう)(げん)(かい)(しゅ)(せん)(きょう)するを(つかさど)る。

(てい)(しょう)(こう)(およ)(こう)()と、(れき)(しゅう)して(えん)(いん)し、(しゅ)()(くち)(はな)れず。

(じゅう)()(せん)()(にん)(また)(つね)()ふ。

(しか)れども(てい)(てん)()()(らん)するを()()(また)(じょう)(じょう)として、(みずか)(やす)んぜず。

(ちょう)退(しりぞ)けば(すなわ)(ふく)(きん)(たん)()し、(つえ)()きて()(ゆう)し、(あまね)(だい)(かん)()(よる)(あら)ざれば()めず。

汲汲(きゅうきゅう)として(けい)(かえり)み、(ただ)()らざらんことを(おそ)る。

(てい)自ら(みずか)占候卜相(せんこうぼくそう)(さと)り、(この)みて呉語(ごご)()す。

(かつ)(よる)()(しゅ)し、(てん)(もん)(あお)()(しょう)(こう)()つて()はく、『外間(がいかん)(おおい)(ひと)()りて(一八(18)(われ)(はかる)る。(しか)れども(われ)は(一九(19)長城(ちょうじょう)(こう)()るを(うしな)はず、(けい)は((2)(0)(しん)(こう)()るを(うしな)はじ。(しばら)(とも)(らく)(いん)せんのみ』と。

資治通鑑 用語解説

(一七)(たい)(ぎょう)(じゅう)()(ねん)(よう)(だい)(こう)()(いた)()

(一八)()(じん)(おおむ)(みずか)()(しょう)して(われ)()

(一九)(ちょう)(じょう)(こう)(ちん)(しゅく)(ほう)をいふ

(二〇)(しん)(こう)(しゅく)(ほう)(きさき)(しん)()

『続国訳漢文大成』経子史部 第11巻,国民文庫刊行会,昭3至7. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1239984 (参照 2024-10-26)

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